ザ・ふぁブル
岡田純一 バイオレンス物
殺人者の物語
楽しかった」普通は見ない
途中でやめるような内容だ
というか
察知してはじめから見ない
(見る前避ける物が判る
<血が起きるからだよ>
暴力に血が沸く
危ない
僕らは殺人者だ
僕たちは
殺して殺して殺しあってた
人を殺し、獣を殺し、食い
そうして生きてきた
その生き残りが現代へと
血を繋いできた人殺したち
>その子孫だ
僕は輪廻でも殺し続けてた
武士であり
警察官で
戦争戦士だ
非常に優秀な戦士だった
悪辣な謀略で人々を殺し
多くの血族一族を滅ぼし
殺し葬ってきた
そもそもその元になった
人殺しのエキスパートの
その血が起きる
僕は怖い
僕が怖い
僕のこの血が怖い
戦うための体をまとい
この何よりも戦闘の気が
自分の内
で起き上がるのが怖い
だから
優秀なバイオレンス物は
見ない
僕は起こされてる
→この血を呼ばわれてる
刀もそうなのだろう
模造刀
鬼滅の刃だ
そんなものを買うのか
僕はいい大人だ
イヤ、おやじだろ
おじさんだ
いい年の男が
鬼滅の刃の模造刀を
通販でって
注文するのか
仕方が無いよ
<主命なのだから>
『本当かよ』
自分も思ったさ
自分でも
『何かの
間違いではないのか』
そう思ったさ
僕は起こされてる
た ぶ ん
そういう事なのだろう
僕がずっと封じてきた血
反射的に
意識しても
封印してきた血を
パパが呼び起こしてる
パパも封じてきたんだ
僕はそれで安心してた
なのに
これだ
このこれだ
僕は起きる
自分の血を浴びる
そういう事なのだと
思う・・・
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