長くなるだろう。
Twitterでは駄目かと思いコチラに書く。
名作だ。僕の心にも残ったけど
僕は教育用に使いたいぐらいの想いだ。
魔法はダメなんだ。よく解ってくれてる。
人間というもの。死と生、生きざま。
生きるってこと。よい表現してくれてる。
奇跡を求める気持ち。だけどダメなこと。
奇跡より本当に大事なもの。
日常、その思い。奇跡、願う事、叶う事。
奇跡ばっかり、魔法じゃダメ成さないと。
そういう事をよく解って表現してくれて
子供に見せたい（笑）教材に使いたい。
アニメとして完成度高い。絵もキレイで
動きもイイ。ロボットの戦闘系としても
人物の表情もみんないい全部レベル高い。
本としても凄いと思う。
ただ残念なのは主人公が分からんかった。
【ネタバレ】
以降ネタバレなので見た？
満月の日常から始まって主人公は満月の
パターンだった。事実そうだったと思う。
だけど違った。
このシナリオの筋書きの主人公は新月だ？
最終でエンディングの歌で新月が中央で
二人が中央でもない。新月だった。
『あれ？』ってチョッと思ってたんだ。
圧倒的に満月が主人公だ『変だな』って
だけど違ったんだね？オープニングでも
二人のプリンセプス？二人？誰って感じ
満月は主人公の王道で明るくていい子で
献身的に友達新月の為に頑張る。
その実、自分の想いは抱えて苦しんでは
成長していく。
主人公にありがちな？大変な素養を実は
持っていて
それを開花させていく。
普通っちゃ普通だし王道だ。
ありがちなヒーロー展開。
だけど違った。それが凄い。
真に主人公は新月だったんだ？
いやあ、凄い。
台本としても登場人物が順にスポット浴び
順番に物語が描かれ活躍、感情移入されて
主人公にも準じる思い入れが為される。
これだけでも十分にイイ本でシナリオだ。
それで最後がまた凄い。主人公が死ぬ。
最後、度重なる逆転に次ぐ逆転で優勢側が
ころころと入れ替わり？
でも最後は主人公が勝つものなんだけど？
それを裏切っちゃうんだから？凄いよね？
＊卓越してる＊
だけど残念なのは主人公の影の薄さだ。
登場人物の各話の書き出しで各人物の性格
抱えてるものが生活が物語で描き出されて
感情移入させる。
各キャラクターのキャラも立ってて其々に
ファンが出来そうな深みもあるいいキャラ
夫々でも主役級の魅力がある物語だけど？
それでも満月のキャラは上回るだけの魅力
愛嬌もある。食われない。負けてないんだ。
だけど違う。この主人公は新月だ？
新月が全然、負けてる。一番地味かもだ？
最後来たけど足りてない。そう想うだろ？
僕も何とかってＳＮＳで突然、短編で小説
を突然書き出して直ぐにやめたんだけど
それは一章で主人公が死ぬ。
それで２章から別の人が主人公で始まって
たぶん３章ではその主人公も死んでるけど
２章で終わって、その死の暗示はされてる。
３章は書いてない。挫けた。
主人公が死なない者みたいなのに反抗して
見たんだと思うけど。僕なりにね？
だからこのシナリオ展開は手を叩いて褒め
称える。今まで一番いいシナリオだ。
現代シナリオの進化の頂点だ。
よく練れてテンポも良く一気に持って行き
非常にまとまってる。作品としても優秀で
商品として完成品だ。完璧だ。
だけど惜しむのは新月の薄さだ。
新月だとしても影が薄すぎ、愛着が弱い。
ダブルキャストになり切ってないんだ。
これなら主人公は満月だけだ。
まるで一人の人の半面の現れのような二人は
ピンクと黒の性格で二人で実は一人でもある
のだろう
だけど物語に在る様に別人格の別人だ。
それだけに新月が弱すぎる。
そこのところが惜しい。惜しすぎる。
始めは入っていけなかったのもそれだ。
あれ？あれ？って思ってる内に物語は進んで
１０話？辺りから魅せられて引き込まれた。
遅いんだよ？アニメは13話で始めからつかみ
一気に持って行ってこそでないと現代では
立って行かないよ。市場も反応してくれない。
人気が出る事には最終話。グッズも売れない。
乱立する作品群の中で埋もれてしまう。
見てもらえないぞ？これそんな作品じゃない。
けど普通に流行って終わりの物語になる様な
多くの中の一本になっちゃう。だろ？
ワンピス、ドラボルみたいな連載はないかも
しれないけど
これ負けてるような作品じゃない本じゃない。
そう想うと実に惜しい。
じゃあどうしたか？
難しかったかもしれない。
新月は立たないものな？キャラが暗くて感情の
起伏が薄い。
だけどマドマギくらいに二人主人公に際立たせ
られたかもとは思う。狙ったのかな失敗してる。
チョッと欲張り過ぎたか？他を立てすぎて13話
では描ききれなかったんだと思う。
脇役をもう一人二人ぐらい減らしてたらもっと
新月を描けたんかもしれない。
だけど13話なのは？解ってたんだからな？
そこで決めないと？
卓越してる。だけどそれだけにちょと残念だ。
それでも僕はこの作品を愛していくよ。
ありがとう。イイもの作ってくれた。
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