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執筆者の写真えむ

「はじめの人間の力」

聞け、雑種ども


お前たちは むしろ 雑種なんだよ




人間の能力がこうだったとするだろ


才能の方向だよ



人間は100kmで走れない


熊より力は強くない



人間だからだ

その際の、その限界


大体こんな感じだとするだろ



そしたら僕はこうなんだよ


ほぼ限界地の近くだ



だけど何でもできるったって


馬より長く走れない

チータに走る速さで勝てない

ゴリラより力は弱い

シロクマと戦っても敵わない


万能で最強と言っても

人間の範囲でなんだ



じゃ、絶対無理かって言うとそんなことはない。可能性ある。


だけどこうなるんだよ

なりがちなんだよ


人間の枠を超えなければ


早い話、他の生き物をDNAで混ぜなきゃね

それは人間?


やばいだろ、人間でないの、人間でいたい


美味しい豚さんは出来るよ


改良でね



だけどその豚さんは


美味しくても健康でなかったりするだろ



そんな感じなんだよ



だから僕は何にでも一番にはなれない


超える人がいるんだ



皆はむしろ特化した血統書付きなんだ


その血統に特化した雑種、その他の雑



犬で言ったら


穴掘り大得意のプードル



猟犬でも


戦うの得意のも


走るの得意も


匂いが得意のも




居るのだけれど、逆に何か劣る


むしろ全体で劣るんだ



その特化した性能を、能力を獲得するために


犠牲にしてるんだ




「だからむしろ僕が人間の雑種なんだよ」


むしろ全部が混じってる



世界の東 その果てで


日の昇る その下で



人々を集めて、再度、


再、混血をつくったんだよ




それは人間の原種なんだ


いわば、『先祖 返り』なんだ


麦なんかの「原種 返りと同じさ」


「突然 変異」さ




映像を見てて思ったんだけど


眼の色チョッと違う



白っぽいっていうかな


ローランの血が出てる



北方の遊牧民の混血の血だ


インド系の銀色の目だね




その目の場合も光の加減でだよ


日によって違って見えるんだよ、僕の場合



種類としてはエスキモーに近い


いわゆる、モンゴロイドだよ




「その原種だ」




長距離を移動して


旅して世界に広がった



歩くのがやたら得意な 二足 歩行 方向 型の


世界に拡散した万能適応のオランウータン




神命にも近いので、あまり言いたくないが


「はじめの人間なんだよ」



はじめ人間だな


ギャートルズたちだ



僕は民族主義が嫌いだ。血統主義が嫌いだ。


だけど僕の内にもある。



ふつふつと湧き上がってくる何か突くもの


だから、理解はよく出来るものだ。



それで、僕はそれに任せて、しゃべらせて


他の民族主義を討つ




時々ね、あえてそれを言う


全方位 攻撃だ。逆にね。



お前たちには全員でも生きる資格はない


2番には意味はない



「お前たちに、価値はないってね」




だからそれを言うなら


その価値でいうなら



「お前たちには価値はない」



能力で劣るからだ


健康で劣る



だけど、その僕も2番なんだ


自分でわかってる



だから言ってるだけなんだよ


あえて言ってる」ってそういうこと




美味しい豚さんに価値はないか


そんなことないだろ



好いんだよ、健康でなくったって


病気に弱くたって



美味しいお米は病気に弱いんだから


そういうもんなんだよ



だから全部が満足の稲を改良したら


それは原種だったりするんだろうな




けど収量だけはもう少し増やしたい


寒さに強いの、熱いところでも育つ



そういうのは可能だろう


むしろ頑張って改良なりしてほしい




それが人間だからね


そうだろ「考えるという獣」なんだ




お前「誰でも出来る」っていうけど


やっぱり、なんか特別じゃないのか


そうかもしれない


そういうのはあるのだろう




先んじて早くに到達したんだから


何かの理由はあるのだろう




だけどこの獣が考える獣であるように


誰でも考える





だから誰にでも出来ることのはずだよ


全員がその素養を持ってるのは確かだ



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